どうも、shirokumaです。
タイトルだけで、もう言いたいことは完結でもいいんですが。
伝説の勇者ときたらダ・ガーンの方がよく思い浮かびます。ストーリー(テーマ)、音楽、キャラ、と最高でした。幼い頃の記憶なので美化されている感は否めませんが、サンライズの勇者シリーズは根強い人気があり、同感してくれる人もいるのではないでしょうか。
もっとも、setoがよく見たのはダ・ガーンで、マイトガインは少しだけ。他は見ていません。ガオガイガーとか有名ですが、他のシリーズは名前だけ知っているレベルです。やっぱり一番自分のタイムリーだったもの贔屓になりますね。
さて、勇者シリーズといえば、ブレイブサーガが熱かった。と言って通じる人が何人いるでしょうか。懐かしいタイミングで思い出しながらプレイできてよかったです。まぁ、スパロボ系のゲームで時間がかかるので、当時もイライラはしていたと思いますが、思い出補正で乗り切った記憶があります。
っと、いきなり大脱線してしまいましたが、伝説の勇者の伝説。なんじゃこのタイトルは、というのが第一印象。ちらっとアニメで見たことがあったのですが、改めて小説を読んで見ました。ほどほどに長いので面白いのかな、と。
感想はといえば、全体的に見ればストーリーは面白いのですが、くどい部分も多いです。特に、フェリスとライナの掛け合い。キャラがブレていないと褒めるべきなのかもしれませんが、成長がなさすぎる(遅すぎる)というか、変化がなさすぎるというか。確かに徐々に二人の掛け合いに変化はあるのですが。冗長すぎ、乱用しすぎで、「またこのパターンか」と、新鮮味がなく飽き飽きです。掛け合いを最低限にすれば真面目に1巻分ぐらい減るんじゃないかと思うほどです。
まだ大伝説の勇者の伝説に入って数巻読んだところなので、この先の展開は知りません。基本的にはよくある俺強ぇかと思いきや、出て来る相手がまた強くて、まるでどこかの少年戦闘漫画のごとく強さのインフレが起きているような気がします。この先にいい意味で期待を裏切るストーリー展開を期待したいと思います。
ついでに言えばファンタジーって何でもありですね。
ちなみにもっと俺最強の「八男だって、それはないでしょう!」という作品も読み始めて思ったのですが、ストーリー展開が変幻自在なぶん、shirokumaの期待と違う部分も多くなりますね。自由度の高い作品はそれだけ作家目線に読者を引き込むような強烈なストーリーがなければ、普通の作品で終始してしまうのかなぁと思ったりもしました。
まぁいまだに執筆するにあたってないのですが。
色々辛口をはきましたが、買ったら損と言っているわけではありません。読む人によって感想は千差万別ですし、十分楽しめると思います。本当に面白くなければ途中でギブアップするので話題にも取り上げづらいですので。
やはり人の作品を見ると読んだ直後は創作意欲が湧きます。願わくば、その意欲を何らかのアウトプットにできればいいんですが。よく評論家になるなと言いますが、それができないshirokumaはやはりただの評論家から抜け出せてないなと思います。そろそろ人生の浪費を見直さなければ。
と、ちょっと意識高い系のことを思ってたところで、今回はこのあたりで。