どうも、shirokumaです。
黒歴史と言っても過言ではないかもしれませんが以前ライトノベル的なものを書いておりました。処女作はD.C.というゲームの二次創作になります。当時は携帯用のサイトで公開しており、一部の方からは反響を頂いていたので奇跡的に見た人がいらっしゃるかもしれません。数ヶ月前まではサイトを作っていましたが、なかなか管理が続かず断念してしまいました。それでも当時の反響が忘れられず、今はWord Pressでもっとカジュアルに書こうかなと思っています。
さて、そんなわけで今日は二次創作について少しshirokuma’s viewを。そもそもの執筆の発端は「自分だったらこうした!」「こういう話があったら面白かった」という想いが溢れた結果です。もちろん原作を全否定しているわけではありません。むしろ原作のファンだからこその活動です。基本的に原作は作品として完結してしまっているため、作者の手を離れて書き直すことが困難です。そんな作品の世界を広げられるのが二次創作活動だと思っています。もちろん原作者の意図や世界観を壊してしまうものもありますし、二次創作→同人・サークル→アダルト(エロ)とつながってしまうものもありますので、世間的、一般的には良い印象がないかもしれませんが、共感できる二次創作に出会えたときはきっと感動すると思います。著作権の現状についてはwikiがよくまとまっていると思いますが。基本的には原作ありきだと思いますので、何か指摘があった際には速やかに対応しなければならないでしょう。
とは言っても二次創作は個人的にはおおっぴらに言いづらい趣味です。クールジャパン(笑)やニワカが増えてきたことで以前よりオープンなライトオタクが市民権を得てきているようには思いますが、shirokuma的には、地味に、ひっそりと、陰気な感じで楽しむのがオタクなのではと思います。堂々と胸を張るかのごとくアニメなんかの話を周囲を気にかけず話すのは見ていてこっちが恥ずかしいのでご遠慮いただきたい。一緒にされたくない。もちろん、気の置けない仲間うちの飲み会とかそういう空気が許される秋葉原なんかでオープンに話すのは良いんですがね。とまぁ、こういう考えはもう古いんでしょうか。
話は変わりますが、なぜD.C.(ダカーポ)かということに触れておきますと、この作品がshirokumaがオタクの道に入ったきっかけだったからです。高校のときにたまたま深夜番組でアニメ放送をみて衝撃をうけました。こんな世界観があるのかと。色々調べてみたところ、どうも原作は18禁ゲームらしい、と。もともとPCはよく使っていましたのでそういうジャンルがあることは知っていましたが、なぜそんな作品がアニメ化され、PS2でも売られるように一般化しているのかと。初々しく恥じらいながらPS2版を購入してプレイしてみると、アニメよりさらに感動するストーリーでした。いや、単にヒロインが可愛いストーリーだった、と言い換えるべきかもしれません。何しろそういうジャンルの経験値が少なかったので。それにマルチエンディングというゲームならではの物語の形が作品の可能性を広げられたことや、BGM挿入のタイミングと世界観をよく表現した音楽に心揺さぶられることが多くありました。その後、大学生になり、原作の方や他の作品もプレイしてみましたが、また一味違う感想をもちました。ベッドシーンに至るまでの過程や、濡れ場があるからこそのストーリー展開というものがあるのです。むしろ話のつながり的に無理やりなエロ展開だと萎えますし、喘ぎ声が聞きたいわけではないので基本的にshirokumaはベッドシーンは結構とばすタイプですが、似たような方もいるのではないでしょうか。さて、こういう話をひっそりと熱く語るのがオタクだと思っているわけです。オタク趣味を毛嫌いしている人にとっては嫌悪感しかないかもしれませんが、どこの世界にも天才がいるように、このジャンルにも天才がいます。もちろんハズレも多いですが、傑作に当たったときはきっと価値観が変わると思います。そんな良い作品はまた後々紹介したいと思います。
アニメの話で思い出しましたが、あのニュース速報の字幕は何とかならんのですかね。しかもCMになるとニュース速報が消えます。おいおいおい。逆になんでそこは消していいの。そもそもLiveで出るのは仕方ないとしても、録画にまで映らなくていいですよね。仕組みはよくわかっていませんがこれだけ技術が発達して分離出来ないはずないです。放送局の問題、あるいは国の指示なのかは知りませんが、突然現実に戻されて大変遺憾です。クリエイターが作品に込めた意図なんかが台無しになる。いっそテレビのフレームに一部ディスプレイ(電光掲示板)的なものを埋め込んでいてニュースがあるときはそこに表示するようにすればいいんじゃないだろうかとさえ思う。そろそろ変革が起きてもいいのではないか。何はともあれ豊かな人生や技術の発展を阻害するものは極力排除したいものです。よろしく偉い人。